現代射撃祭シリーズの最高峰は1984年以来、毎年発行されて
いるピエフォー金貨である。厳密にいうと、「金打ち」が正しい。
ピエフォーというのは「倍厚」つまり、通常の金貨の2倍の
厚さのものなら「ピエフォー金貨」と呼んでよいが、実際に
は銀貨のダイを使って打ったものであり、金貨の「倍厚」
ではない。
但し、1990年~1997年までは「金打ち」の他に金貨の倍厚の
金貨(ピエフォー金貨)が発行されている。
1992年~1997年まではカタログ未掲載で発行2枚の大珍品である。



また、1998年~2004年まではレギュラー金貨の直径が銀貨と
同じ37mmであり、額面も金貨と同じ500フランだから、
この期間は本来の意味での「ピエフォー金貨」である。
尚、2004年は額面500フランの「ピエフォー金貨」と額面
50フランの「金打ち」が両方発行されていて、金打ちは
発行2枚の大珍品である。
とはいえ、コレクターもオークショナーも「ピエフォー金貨」
と呼んでいるから私もそう呼ぶことにしている。
ピエフォー金貨は毎年発行されているし、上記のように年に
2種類発行された年もあるから既に50種類も発行されているが、
最近、急にオークションに出なくなった。
原因としては次のような点が挙げられる。
①もともとピエフォー金貨は毎年6枚しか発行されないが、
VIP用のコインであるから発行会社側で保管されていた分が
あり、その一部がオークションに出品されていた。
しかし、2016年以降、大量に出品されたため、枯渇したの
ではないか。
具体的には次のような推移である
2013 5枚 2019 7枚
2014 3枚 2020 4枚
2015 2枚 2021 7枚
2016 7枚 2022 10枚
2017 14枚 合計 77枚
2018 18枚
毎年発行されているピエフォー金貨はわずか6枚であり、
このようなペースで出品されたら枯渇するのは当然だろう。
②これに加えて2015年~2016年にかけて大コレクターが
大量にピエフォー金貨を放出した。私もその一部を購入
したが、ざっとみて50枚位放出された。
③円安の影響で海外からの出品者は安値落札を警戒して
日本での出品に慎重になった。
④①②を合わせると100枚を超えるピエフォー金貨が
コレクションに入った。ピエフォー金貨の総数は300枚弱
であるし、いったんコレクションに入ったものは珍重され、
簡単には放出されないから出品数が激減するのは予測され
たことだ。
価格面では2019年ぐらいまでは安値覚えもあり、100万円
程度で落札されることも少なくなかったが、2020年には
100万円~120万円が地相場になり、その後、200万円を
超える落札事例も出てきた。
そして最近では出品自体がほとんどなくなった。
落札事例自体がなくなったのである。
金価格は2025年に倍増したからもし、今後出品されたら
250万円を超えても不思議ではないのではないか。
それでも私はピエフォー金貨は非常に割安だと
考えている。
何故なら2026年銘のレギュラー金貨は発行枚数150枚で、
60万円以上している金の含有量は15.5gであり、1グラム
当たり約40000円である。
それに対してピエフォー金貨の金含有量は45gであり、
仮に価格が250万円だとすると1グラム当たり55555円である。
発行枚数が1/25しかないのに1グラム単価は1.4倍にしかならない。
どう考えても発行6枚という稀少性が織り込まれていないのだ。
私はいずれはピエフォー金貨はレギュラー金貨の10倍の
価格になると考えている。
私は特殊なものを除いて全てのピエフォー金貨を持っているが、
皆さんも機会があれば思いっきり頑張って1枚だけでも入手する
ことをオススメしたい。非常に割安で有望である。
最後にたくさんMental Shareをしましょう
皆さんはどのコインが一番好きですか。
私は2枚目の1988年が好きです。
トレードマークにもなっていますね。
ご意見をお聞きしたいです。













