射撃祭銀貨で最も面白いのは手替わり銀貨ですね。
入りやすくて奥が深い、そしてここが重要なところですが
カタログ掲載以外に新しいタイプのものが次々に発見されて
オークションでも高値が付くのです。
ひとつひとつ紹介しましょう。
1)カタログ掲載の手替わり銀貨
2015年に刊行された射撃祭カタログによれば、
手替わりは6種類あります。
1988年Reeded Edge 発行枚数50枚 通常はLettered Edge(文字入りエッジ)
1989年Reeded Edge 発行枚数50枚 通常はLettered Edge
1992年Reeded Edge 発行枚数50枚 通常はLettered Edge
2004年Reeded Edge 発行枚数50枚 通常はPlain Edge(ツルツルエッジ)
2005年French銘文 発行枚数50枚 通常はイタリア語銘文
2012年”TIRO”表記 発行枚数75枚 通常はTRIOと誤表記
価格的には1988年、1989年が最も高く、69DCで14万円程度
1992年、2004年、2005年が12万円程度
2012年が8万円程度です。
ただ、発行枚数50枚~75枚というのはG7の中で規格外の少なさです。
だから欲しい人は買えるだけ買っておいた方が良いと思います。
オークションにも出品される枚数がどんどん減っています。
銀貨コレクターの方が金貨コレクターより圧倒的に多いのに、
同年度の金貨の1/6~1/2しか発行されていないのですから、
将来、金貨と価格逆転しても不思議ではありません。
非常に有望ということです。

