Chibiyosiは射撃祭一辺倒かというとそういうわけではない。
ほとんどの射撃祭コインは既に持っているか、友人に
Mental Shareしてもらっている。
そして、Essais等、持っていないものはオークションにも
出ないのだ。
つまり、新発以外に伸びしろがほとんど無いのだ。
新発コインが売り出される時期は1年に1回しかなく、
それだけを待つのは退屈だからサイドコレクションに
力を入れる。
一番面白いと思うのは日本の珍番号紙幣。
通常のコレクターは各券種について111111~888888まで揃える
のだが、Chibiyosiはもっと過激な集めかたをしている。



555555という番号の紙幣は自分で見つけることは難しいが
コインショウでお金を出せば買える。
夏目漱石、野口英世、守礼門も何とかなるだろう。
でもY555555Xとアルファベットまで同じものを揃えるのは
簡単ではないですよ。
アルファベットの組み合わせは横文字が1ケタのモノも含めて
25×24×24=14,400通り
(アルファベットは26種類あるが、IとOは1や0と紛らわしいので
使わないことになっている。従って使うアルファベットは24種類である)
数字は000001~900000まで900,000通り
組合せは14,400×900,000=12,960,000,000通りある。
その中でマッチングするのはたった1枚である。
2枚の紙幣をランダムにピックアップしてマッチングする確率は
1/12,960,000,000ということになる。
3枚セットとなるとマッチングする確率は
1/12,960,000,000×1/12,960,000,000=1/167,961,600,000,000,000,000
億の上の単位は兆であり、その上の単位は京(けい)というが、
それでも足りず垓(がい)という単位が登場する。
私は去年3枚目を入手したが、手が震えたのを覚えている。
懇意にしているコインディーラーの社長に見てもらったところ、
「長い間、紙幣を扱ってきたがこんなにスゴイものは見たことがない」
と言われた。
まさしくコレクター冥利につきる。
確率から考えて世界で唯一のコレクションである可能性が高く、
ギネスブックにも挑戦したいと思っている。
そもそも初めてマッチングしたのは2年前であり、コインショウで買った
伊藤博文が夏目漱石と記号も番号もEY555555Pで、同じであることを
発見したことから始まる。
Chibiyosiは目を疑ったが、何度見ても間違いないのである。
ただ、それを「偶然に得られた家宝」とかたずけてしまうのではなく、
「一度奇跡が起きてしまうと五度でも十度でも繰り返して奇跡は起きる」
と確信を持って集め続けたのだ。
全ての珍番号紙幣の記号、番号をリスト化してコインショウや
オークションで券種を問わず探しまくれば必ず相棒が見つかると探し
続けたのだ。
その結果、2年余で15組の同記号同番号紙幣ができた。
サイドコレクションといえども中途半端な集め方はしないのだ。
詳しくは月刊「収集」5月号を読んで欲しい。
最後に夏目漱石どうしのペアをMental Shareしたい。
同じ紙幣の写真を並べているのではない。
別の紙幣なのだ。
「大蔵省印刷局」と「財務省印刷局」が違う。


男なら
人のやれない
ことをやれ
打ち出の小槌
心に宿る